Ñandutí (ニャンドゥティ）は、パラグアイの原住民の言葉で「蜘蛛の巣」という意味の伝統的なレースで、全て一点一点ハンドメイドで作られています。

作り方は気の遠くなるような工程で、木枠に布を張り、下絵に沿って刺繍をしていきます。最初にベースとなる縦糸を刺し、横糸でさまざまな表情を付けて行きます。出来上がったら糊付けをするために裏の布は切って取り除き、糊を乾燥させた後不要な糸くずなどを取り除いて仕上げて行きます。

大きさも様々で、ニャンドゥティで仕上げた豪華なドレスは伝統舞踊やハープの演奏には欠かせない服装です。室内ではテーブルクロスとしても使用されています。洋服のアップリケにしても使われており、一つあるだけで華やかになります。

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