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コンセプト

コンセプト

古くからの伝統的な製法によって生み出される魅力

南米・ペルーで作られる、アルパカやウールの毛糸を編み込んだ「ペルーニット」。カラフルな色づかいの「マドラス・チェック」や、手つむぎ・手織りで作られ独特の風合いを楽しめる「カディ」を代表とするインド産の生地。私たち中山商店は、30年以上こうした商品を日本のお客様にお届けしている会社です。

手紡ぎ、手編みのアルパカニット手紡ぎ、手編みのアルパカニット コンセプト画像

「ペルーニット」は、"手紡ぎ"や"手編み"をふんだんに取り入れて作られています。このような手作りの手法は、現在では世界的に見ても商品化が困難になってきています。ペルー・アンデス地方の標高3860メートルに達する高地にあり、世界最高海抜の湖として有名なチチカカ湖のほとりで作られています。この地に古くから住むインディオの編み子さんたちが、ひと目ひと目、丁寧に編みあげていきます。羊やアルパカの毛の自然な色味とふんわりとした空気感のある温かみに溢れる製品に仕上がります。さらに日本人の好みやサイズに合うよう、デザインは中山商店の日本人デザイナーが担当しています。

インドの「マドラス・チェック」は、マドラス(現・チェンナイ)地方で作られる格子縞の綿織物です。現在でも半手動式の機械で生産され、天日でゆっくりと乾燥することによって、立体感に溢れた絶妙な味わいが醸し出されます。さまざまな格子柄デザインは、日本人の感覚ではなかなか表現できない、マドラスチェックならではの独特の雰囲気と落ち着きがあります。「カディ」とは、"手紡ぎ""手織り"で作られる生地のことを指します。

不揃いの糸やネップなどは、手作りでしか表現されない味わいとして、多くのハイブランドのお客様に愛されています。完全機械化され均一化された商品では見ることのできない、独特の風合いと温かみを感じさせます。

「現地化」にとことんこだわる

セーターを編むインディオたちセーターを編むインディオたち

中山商店のこだわりは「徹底的な現地化」にあります。そもそも横浜の酒屋としてスタートした当社が、貿易・アパレル事業に取り組み始めたのは、社長である私・中山が、世界中を放浪していた若き日にペルーを訪れたのがきっかけ。アンデスの奥深い山中にコミュニティを形成していた多くのインディオたちは、当時まだ現金収入を得る手段がほとんどなく、富は都会に暮らす一部の特権階級が独占している状況でした。

「彼らの伝統的なコミュニティを壊すことなく、直接的な収入をもたらせる産業を起こし、生活の向上に貢献することができないだろうか」。そう考え、全く何もないところからニット生産の拠点・仕組みを構築し、現地の人々と一緒になって世界に通用する製品作りに努めてきたのです。

単に儲けようとするのではく、「現地の人々の生活を深く理解した上で、伝統的な技術に我々のアイデアを注入し、新しい価値を生み出していく」―。これが昔も今も変わらない、中山商店のポリシーです。現地100%の子会社のNAKAYAMA DEL PERUは、現在ではペルーニットの海外向け輸出企業として、世界トップ3を占めるまでになりました。「中山商店がペルーニットのクオリティを上げた」と言っていただけるのが一番の誇りです。

安定したクオリティとデリバリーを実現

編み子たち 前週からニットを受け取る編み子たち 前週からニットを受け取る

中山商店は、長年にわたり他社に真似できない生産背景の構築に努力してきました。30年以上前からペルーのアンデス山中へ日本からニットの専門家を派遣し、編み子たちを指導する人材や生産を統括するスタッフを育成したり、現地サプライヤーと深い協力関係を構築してきました。このように様々な困難な状況を、時間と手間をかけてひとつひとつ改善していくことで、安定したクオリティやデリバリー、オリジナリティを実現できるようになりました。今では、当社の「ペルーニット」や「インド生地」は、多くのアパレルメーカー様に評価いただき、お取り扱いいただいています。

遠くペルーやインドから海を渡ってやってくる中山商店のニットや生地。どうぞぜひ手にとってみてください。我々の、そして現地の人々の想いを、必ず感じていただけるはずです。