マドラスチェック
特徴
弊社のマドラスチェックは、天日干しによりゆっくりと乾燥させるので、立体的な風合いに仕上げるのが特徴です。定番的な40s×40sのマドラスチェックは、空気を含み通気性がよく速乾性もあるので、日本の蒸し暑い夏を涼しく過ごすアイテムとして最適です。
家庭での洗濯でも、ワンウォッシュするだけでアイロンなしのシワ感をそのまま残した着用もスタイリッシュで、味わいのある表面感を楽しめます。
生産背景
弊社では、常時100機〜200機のパワールームと言われる半手動式の織機を稼働できる背景を持っています。同型の織機による、シアサッカーや麻混の素材も生産することが可能です。旧式の機械のため、1日に1機で生産できる数量はわずか40mです。
素材・デザイン
マドラスチェックのオリジナルは手紡ぎ・手織りの草木染による先染めの織物です。原産地インドで編み出される様々な色の組み合わせは、日本人の感覚では、なかなか色組できないデザインです。ビビッドな色合いも渋い柄も、マドラスチェックならではの独特な雰囲気と落ち着きがあります。
弊社では、国内の自社倉庫に1万点以上の柄サンプルを保有し、常時100柄以上の着分および現物の手配が可能です。パワールームで発注できるマドラスチェックの緯糸の配色は4色までです。
マドラスチェックとは
マドラスチェックの原産はインド南東部のマドラス(現チェンナイ)です。マドラスはベンガル湾に面する港湾都市名で、南インド・東海岸の主要都市です。かつて17世紀イギリス東インド会社の貿易拠点として商業・文化の中心地として発展しました。当時好景気に沸いたイギリスにおいて、マドラスから輸出される綿製品によって多くの富がもたらされました。そのマドラスから輸出されるチェック柄の生地を総称して、マドラスチェックと呼ばれるようになりました。